「まいどる」になった2017年を振り返る

あっという間に大晦日ですね。

冬休みはこんなことをするぞ!!と溢れる欲望がみなさんにもあるのではないでしょうか。

私もあります!!

しかーし!現実はそんなに甘くない・・・

お正月って、いろんな誘惑とか、誘惑じゃないんだけど、家族や親戚へ気を使ってPCいじってばかりいられなかったりとか、様々な事情で物事が頓挫しがちなんですよね。。

でも、心新たに気合い入れられるのって、1年のうちでお正月と新年度(4月)くらいだから、締めるところは締めていきたい!

ということで、まずは2017年をすっきり終えられるように振り返ってみようと思います。

「まいどる」としての2017年

一言で表すのであれば、生きる準備をした1年でした。

これには個人的に深い意味も込めているのですが、自分らしく、自分のために生きるための準備期間にすることができたと思っています。

そういう意味で、今年は特にアウトプットを意識した年でもありました。

アウトプットを始めたきっかけ

エンジニアに転職して3年という区切りを迎え、「ピアニストからエンジニアに転職して3年たった人の話
」を公開しました。
(ちなみに、最初はnoteで公開したんですよね。)

たぶん、かなり久しぶりの自分事なアウトプットでした。

そこで書いた通りなのですが、今まさに私は、誰か1人の人生に深く関われる人間でいられるよう、努力しているつもりです。

以下引用。

ここ最近よく音大の頃までの自分について思いを馳せるのですが、それまでに関わった師匠のことって私の人生史上の大きな一片として覚えていて、「今の私はあの先生がいなければなかった」、と思うくらい強くて温かい存在です。だからこそ、私も、大勢の見えない誰かのためじゃなくて、もっと身近で小さい規模だとしても、誰か1人の人生に深く関われる人間でありたいな、と思います。社会経済的にそれが良いか悪いかはわからないけど、それが今の私が幸せだと思えることだからです。

この4年目以降は、お金云々や会社の人や古い友人の目を気にするんじゃなく、好きなことを楽しむ気持ちを忘れないでいたいです。

ここでのアウトプットをきっかけに、今まで抑えつけていた自分らしさとか、自分が本当にしたかったこととか、様々な思いが走馬灯のように巡ってきたように思います。

そして、その自分らしさがもしかしたら勘違いかもしれないけど、そういう怖さとかも含めて全部、揺れる今の感情を残していきたいという気持ちでこのブログを立ち上げました。

見て見ぬフリは続かない

私は、小学生の頃から何かと文章にすることが好きでした。

超恥ずかしい上に、こんな小学生マジできもい、と自分でも思うのですが、小学校の卒業文集には「私はもうたくさんのことを吸収したから、これからは私が人に伝える番だ。ずっと、誰かのためになる文章を紡いでいきたい。」みたいな、覚えた難しい言葉を全部使ってやろうかみたいな一丁前のことを書いていました。

11、2歳の小娘が、何が「これからは私が人に伝える番」だよ、って感じです。生意気すぎます。

そんな性格だったのにも関わらず、なぜアウトプットを突然やめたのか。

それは、炎上して大切な人に迷惑をかけてしまったことが大きいと思っています。

たぶん、ここに触れずして自分のこれからを語ることはやっぱりできない。

これまでも、中高、大学時代と、個人アカウントがプチ炎上することは何度かありました。

でも多分私はめっちゃ打たれ強くて(といいながら傷つくけど、それでも笑って流せるので)、自分が責められたり悪く言われることに関しては、少し鈍感だったんですよね。

ただ、2年前の炎上では、周囲の人まで悪く書かれたりしてしまい。会ったこともない関係ないフォロワーまで吊るし上げにされたりも。

それを見て、結構本当に、失意のドン底ってこのことか、ってくらいショックを受けました。自業自得なんですけども。

そのあと、個人的には同じようにアウトプットで返したい(謝罪なり、説明なり)という思いもあったものの、「何も反応しないことが今できる一番の対策だ」と周りに言い聞かされ、それからSNSやブログ含め、一切のインターネット系アカウントを削除いたしました。

これは本当に自分の中でも大きい出来事です。一時期は1日1アウトプット!を謳って365日SNSで投稿していた私が、本当に2年間一切SNSを見なくなったのだから。

だからこそ、今年に入ってSNSを復活しようと決めたとき、相当の覚悟と恐怖がありました。

また誰かに迷惑かけたらどうしよう、と夜中に気になって何度も起きては変なコメントが来てないかチェックしたり。(これは未だに何か投稿したあと、悪夢で飛び起きて汗だくでスマホ開いて確認すること多々あります。)

それでも、私はこの場所が好きだなって、今、感じているんです。

そこまでしてやる理由

どうして、そうまでしてインターネット上のアウトプットを復活したのか。

それは、今期に入って、仕事を通してWebマーケティング、Webプロモーションの責任ある立場になったことが1番の理由です。

SNSの知見なくして、今のWebマーケ・プロモを語ることはできないと思い、自分の中で踏ん切りをつけました。

(もちろん私の炎上体質は会社も知ってのことです・・・本当にご迷惑をおかけして、守っていただいたのもまた今の会社ですので。これはまた別の機会に。)

何はともあれ、このポジションに選んでいただき、自分に求められているポテンシャルってなんだっけな?と細分化していったときに、インターネットは欠かせないツールになっていました。

2017年のトピック

今年こうしてブログを始めるに至った理由を色々と書きましたが、詳しいことはいったん置いておいて、「まいどる」を名乗るようになった2017年を思い返しておきます。

SI案件からの脱却

2年間従事していた、クライアントからの開発案件から離れることになりました。
私は結局、一度も客先常駐はしたことがなく、打ち合わせに出向くことは何度かありましたが、基本的に開発は本社で受けていました。

なので、クライアントの開発案件を離れるといっても、あんまり違和感はなかったというのが正直なところです。

自社サービス、自社事業との関わり

SIを抜けて、今期は自社サービス、事業に深く関わることになりました。
全く知見のないことや、新たに立ちはだかる壁が、それはもういっぱいありました。
立場上、人を管理しなければいけない立場にありながら、私自身がマーケティングもプロモーションも超初心者というスタートで、まだまだ目の前に未知が広がりっぱなしです・・・・
それでも、少しずつ、新しい発見だったり、知らなかったことがいつのまにかできるようになっていたり、個人としてもチームとしても、急成長を感じられる一年でした。

引っ越しとピアノとの別れ

長く住んだ場所を離れて、正式に引っ越しをしました。
今の環境は本当に居心地がよく、家にも近所にも恵まれっぱなしだと思います。

そして、引っ越しと同時に部屋に置いていたグランドピアノを倉庫に預けることになりました。

どうしても防音マンションの家賃相場と折り合いがつかず、今は時期ではないと判断しました。

ピアノが恋しくならないかというと、めっちゃなります。笑

心がざわざわする時には、やっぱり演奏することで心の安定を保っていたんだな、と思います。

だから、またいつか絶対に音楽に専念できる場所と時間は確保したいです。

人との出会いの増加

SHElikesのレッスンへ参加するようになったことと、TECHPLAY女子部の運営に参画することになったのが、自分の中でも大きな転機になったと感じています。

SHElikesでは、これまで関わっていたIT界隈とはまた違ったところで活躍するキラキラした女性にたくさん出会い、レッスンに行くたびに刺激を受けています。

TECHPLAYでは、女性エンジニアという、自分が「少数派」として社会で頑張っている立場の人たちと一緒にイベントをしたり、新しいことを考えたりすることで、今まで見えてなかったことに気づける、良い機会になりました。

コミュニティの運営をして良かったという話はQiitaの「技術コミュニティの運営を手伝って勉強になったこと」にも書いたので、興味のある方は見てください。

全体を通して、今年はたくさんの人に出会い、強いモチベーションを生んで、新しいことに挑戦し続けた一年だったのかもしれないです。

来年はどんな年にしようかな。

年の瀬の最後に言っておきたいこと

2chでも、「こういうやつはどうせすぐアカウント復活する」って書いている人がいましたが、まさにその通りだと思います。

こうして私がSNSなんかを復活することに関して、嫌悪を示す人も多いのかもしれないです。

ただ、「こいつは同じこと繰り返す」とも書かれていましたが、そうはならないと強く意思をもっていることは断言します。

もし、よくも悪くも世論に動揺を与えてしまったのであれば、その対処は、周囲ではなく、自分が決めるんだ、と心に誓っているからです。

今までもこれからも、自分の責任で発言して、自分が全責任をとる覚悟でいます。

自分らしさを抑えないで、もっと、「自分」を生きたい。

あ〜〜〜〜このブログもまた、ビクビクしながら夜中に確認するんだろうなぁ・・・・・・